矯正歯科 | ひたちなか市「豊田歯科クリニック」

矯正歯科

矯正治療の目的

矯正治療を希望される患者様は、単に「歯並びを綺麗にしたい」だけのように 思われがちですが、不調和な歯並びや不正咬合は、咬合機能の低下、むし歯や歯 周病のリスクを高めるといったお口の病気全般に影響を及ぼします。 従って、矯正治療の目的は、歯並びを治すだけではなく、正常な口腔機能が営め るような咬合(咬み合わせ)を確立することです。

  • 施術前
  • 施術前
  • 施術後
  • 施術後

不正咬合の原因

  1. 遺伝・先天的要因顎の過成長、劣成長(受け口、鳥貌)
  2. 環境・機能的要因指しゃぶり、舌の突き出し、唇をかむ、舌や唇 の動きが悪い、飲み込み方の異常

診断、治療する時期

1〜5才
  • 遺伝的な顎の過成長、劣成長をチェックします。
  • 舌が正常に機能しているかを診断します。この時期は積極的な治療は行わず、口腔習癖の指導や、定期的に様子をみることが多くなります。
6〜11才
  • 顎の成長が半分程度進み、遺伝的な顎の大きさの特徴がはっきりしてくる時期です。成長のコントロールをするかを診断します。
  • レントゲンを撮ることで、永久歯の数や向きの異常を確認できます。
  • 指しゃぶり、唇をかむ、頬杖などの口腔習癖をチェックし、指導します。
  • 口呼吸で耳鼻科に係る必要が合うか診断します(鼻閉)。
  • 舌の運動や飲み込み方の異常をチェックします。正しい舌の位置を覚え、正しい飲み込み方をするためのトレーニングをします。
  • 前歯と一番奥が永久歯(6才臼歯)になってくるので、生えかわりのスペー スが十分かをチェックします。軽度のスペース不正ならこの時期に歯列を拡大して治します。
12才〜 このころには、永久歯の生えかわりが完了していることが多いので、永久歯の 診断、治療をします。軽度の叢生の場合は歯列を拡大することにより非抜歯で治すことが多いです (なるべく非抜歯を心がけております)。

矯正治療における注意点

  1. 矯正治療中の歯磨き矯正治療中は矯正装置のため、お口の中が大変汚れやすいです。当院の歯科 衛生士の歯磨き、食事指導をよく守り、毎日正しい歯磨きを励行しましょう。
  2. 後戻り

    保定装置矯正装置をはずすと、歯は元の場所に戻ろうと動きます。それを防ぐため、 後戻り防止器具をしっかり使うことが大変重要です。その後、定期的チェックを 受けながら1〜2年程度は続けて使いましょう。

費用

矯正治療開始時期 基本診断料
混合歯列時期の場合 15万円+消費税
永久歯列時期の場合 20万円+消費税

最終的にはすべての歯に矯正装置をかけて治すことが多く、基本診断料+毎回の治療費を含め、総額40万円〜60万円(+消費税)が 目安となります。